製品のポイント

みんなでつくったテーブルベンチのポイントをご紹介します。

point 1
半円状のテーブル天板

よくあるテーブルベンチの車いすの位置はお誕生日席みたいで居心地が良くない。

一般的なテーブルベンチは、車いすの人が利用する場合に、一方向からのみのアクセスになっているものが多いです。
「みんなのテーブルベンチ」は、車いすのアプローチ部を半円状にして斜めからもアクセスできるようにしました。お誕生日席感を和らげ居心地が良く、ベンチに座る人との距離感をはかりやすいです。

半円状のテーブル天板
一般的なテーブルベンチは一方向のみ
一般的なテーブルベンチは一方向のみ
「kakomi」は斜めからの進入が可能
「みんなのテーブルベンチ」は
斜めからの進入が可能

point 2
移動の際にも便利な背もたれ

せっかくならベンチに座ってひと時を過ごしたい。が踏ん張れないので背もたれがないと不安。

「みんなのテーブルベンチ」は、車いす利用者の中で歩行可能な方々がベンチに座ることを想定してベンチを背付きとしています。背もたれは移動する際に手の支えとなると共に、平ベンチと比較して、座った際の安心感を得ることができます。立ち上る際にも利用するため、足腰の弱い高齢者の方でも利用しやすいデザインです。

ベンチの背もたれは移動の際に便利

point 3
表面が適度な滑り具合の座面

車いすからベンチに移乗した後、お尻が滑りにくいとその後の位置調整が大変。

足腰が不自由な人はワンステップで理想の位置に座ることが難しいです。
「みんなのテーブルベンチ」は、車いすからベンチに移動した後、手とお尻だけでベンチ内の横移動を行いやすくできるように、座面の滑り具合を考慮した材質にしています。
表面が適度な滑り具合の座面
表面が適度な滑り具合の座面

point 4
白杖を立て掛けられる凹み

白杖を立て掛けた時、滑って倒れてしまうことがあって困る。

白杖を立て掛けたときに、万が一倒れてしまうと拾うのが大変です。
「みんなのテーブルベンチ」は、白杖を安心して立て掛けることができるように、テーブル天板の4ヶ所に凹み加工を施しています。また、ベンチ板やテーブル板の角は大きなR加工にしているので不意にぶつかった時の安全性にも配慮しています。

白杖を立て掛けられる凹み